髪質改善トリートメントとヘアカラーの失敗の原因を表参道美容師が教えます。

いつもありがとうございます。

PAPERS Tokyo 表参道 あなたの髪のお悩みを解決する美容師 窪田です。

髪質改善トリートメントとヘアカラーの失敗の原因を教えます。

 

「髪質改善トリートメントをするとカラーが落ちた」

「髪質改善トリートメントとカラーをすると綺麗に髪が染まらない」

というご質問を伺いましたので、『髪質改善トリートメントとカラー』について解説していきます。

 

 

 

目次

1、髪質改善トリートメントとヘアカラー

2、髪質改善トリートメントでヘアカラーのメリット・デメリット

3、失敗の原因は2つあります。

4、髪質改善トリートメントとヘアカラーの効果的なやり方

5、髪質改善トリートメントと相性がいいヘアカラー

・まとめ

 

 

1、髪質改善トリートメントとヘアカラー

髪質改善トリートメントの種類は、

aujuaに代表されるケラチン系ステップトリートメント

mkスムーストリートメントに代表される酸熱系トリートメント

サイエンスアクアに代表される水と油分系トリートメント

ミックスタイプの水素トリートメント

大きく分けて4種類に分かれます。

 

今までのヘアカラー+トリートメントのやり方は、

のケラチン系ステップトリートメントをする事が多かったですが、

髪質改善トリートメントの登場で、ヘアカラーの染色を阻害する結果が多く報告され

ヘアカラーの際の髪質改善のやり方や、組み合わせには特別な注意が必要になりました。

 

2、ヘアカラーにおけるトリートメントのメリット・デメリット

① aujuaに代表されるケラチン系ステップトリートメント

ステップトリートメントの使用方法は、ヘアカラーの後に使用することが多い。

メリット

トリートメントに含まれるケラチンで髪の修復を促す。

髪の弾力が出るので手触りが良くなり髪色も綺麗に見える。

カラーの残留色素を取り除く。

デメリット

赤系のカラーの場合トリートメントの成分で染料が流出し、色味の褪色がある。

 

②、mkスムーストリートメントに代表される酸熱系トリートメント

酸熱トリートメントの使用方法は、ブリーチの場合はブリーチ後、ヘアカラーはヘアカラーの前にします。

メリット

髪を染めながら髪質改善トリートメントの効果で髪にストレッチ効果を促しツヤツヤになる。

デメリット

トリートメントが髪に残留するとカラーとの着色前にが酸化が起こり、髪が染まらない事があり色ムラができる。

カラーの後にすると過酸化が進み髪が明るくなる。

 

③、サイエンスアクアに代表される水と油分系トリートメント

水と油分系トリートメントはヘアカラーの前にする事が多い

メリット

酸熱系と同様にトリートメントの効果とヘアカラーが一緒にできる。

デメリット

トリートメントの油分が残留するとカラーが染まらない事があり色ムラができる

カラーの後にすると水分と油分で染料が浮いて色落ちがある

 

④、ミネコラに代表される水素トリートメント

水素トリートメントはヘアカラーの前にする事が多い

メリット

水素トリートメントの効果とヘアカラーが一緒にできる

デメリット

トリートメントが残留するとカラーが染まらない事があり色ムラができる。

水素トリートメントの効果が分解されほぼ無くなる。

カラーの後にすると酸化が進み髪が明るくなる。

赤系の濃い色味のヘアカラーや淡い色のヘアカラーの場合は、トリートメントの効果で染料を分解してしまう場合が多いので、理想の色味にならない事がある。

白髪染めやブラウンベースのヘアカラーは、トリートメントによる変色は少ない。

 

3、失敗の原因は2つあります

アルカリ性のヘアカラーと酸性のトリートメントで中和・酸化をしてしまうため

トリートメントの基材によりヘアカラーの染料を溶解・流出させてしまうため

この中でヘアカラーと相性が悪いのは・・・

酸熱系トリートメント

水素トリートメント

です。

理由は・・・

 ② 酸熱系トリートメントは、phが3前後の強酸性です。

この強い酸性のせいでカラーのアルカリ性を中和し、ヘアカラーのリフト力・染色力・着色力をダウンさせることがあります。

そのため、ヘアカラーが色ムラになったり、思った色が出ない事があります。

 

    ③ 水素トリートメントは、ヘアカラーのアルカリ性とジアミンのパワーでを水素トリートメントを無効化する事があります。ヘアカラーの色ムラもあります。

ヘアカラーは強いアルカリ性、トリートメントは強い酸性。

この2つがぶつかる事でお互いの効果を発揮出来なくなってしまいます。

 

4、髪質改善トリートメントとヘアカラーの効果的なやり方

ヘアカラーリタッチのみ(根本だけ染める場合)のやり方

1、通常のリタッチカラーをします。

2、カラーのついていない所に髪質改善トリートメントを塗布します。

320分でシャンプーします。

4、シャンプー台で通常のトリートメントをします。

5、リンゴ酸mkミストをつけて乾かします。

6、全体にアイロンをします。

この方法でカラーの時間内に同時で髪質改善トリートメントをする事ができます。

 

全体カラーをするやり方

1、通常の髪質改善トリートメントをします。

2、流します。

3、ヘアカラーを全体にします。

420分後にシャンプーします。

5、シャンプー台で通常のトリートメントをします。

6、リンゴ酸ミストをつけて乾かします。

7、全体にアイロンをします。

この方法でカラーと同時に髪質改善トリートメントをする事ができます。

この際に注意するのは、髪質改善トリートメントが髪に残留しないようにしっかりと流します。場合によっては、泡立て程度のシャンプーとケラチンタイプのトリートメントをシャンプー台でチェンジリンスをします。

 

《赤系のヘアカラーからアッシュ系カラーにカラーチェンジの例》

 

赤系からアッシュ系にカラーチェンジする際に、赤みを消すためにオリーブ系(緑)を入れますが、赤褐色に青緑を入れると黒っぽく沈んでしまうことがあります。

黒くならず透明感を出しながら、反対色にチェンジするのは難しいヘアカラーですが、

初めに髪質改善トリートメントを施術して、残留している赤みを薄くしてアッシュオリーブのカラーで染めることで、ムラなく透明感のあるカラーになりました。

 

5、髪質改善トリートメントと相性がいいヘアカラー

ブリーチ

ヘアマニキュア

塩基性カラー

ヘナ

 

ブリーチ

ブリーチと髪質改善トリートメントをする際は、ヘアカラーとは違います。

ブリーチはアルカリカラーですが、ブリーチは色味がないので色落ちの心配をする必要がありません。

ブリーチの後に髪質改善トリートメントをすることで、ブリーチの強いアルカリ性を髪質改善トリートメントの酸性で中和し、髪に残留アルカリを残さず髪にツヤが戻りダメージを防ぐ事ができます。

 

ヘアマニキュア

ヘアマニキュアは酸性のカラーです。髪の表面に皮膜を貼るタイプです。髪質改善トリートメントはマニキュアを剥がしません。

ヘアマニキュアの前でも後でもどちらでも可能ですが、マニキュア前がオススメです。

 

③ 塩基性カラー

塩基性カラーもマニキュアと同様です。

マニキュアより鮮やかで淡い色を求める際に使用する場合が多いです。

アルカリカラーより色落ちがありませんが、多少の色落ちがあります。

色味を損なわないようにする場合は、髪質改善トリートメントは塩基性カラーの前をお勧めします。

 

ヘナ

ヘナも同様です。

髪質改善トリートメントによる色落ちは少ないですが、ヘナの種類により多少差があります。

ヘナの効果として髪のハリコシを期待する場合は、ヘナの後に髪質改善トリートメントをおすすめします。

 

まとめ

髪質改善トリートメントは酸性領域のトリートメントなので、アルカリ領域のヘアカラーとの相性は良くないです。

髪質改善トリートメントとカラーの際にヘアカラーの色落ちが起こったり、染まりムラができたりするのはそれが理由です。

しかし、髪質改善トリートメントとヘアカラーの特徴を知ることで、

髪質改善トリートメントの仕上がりとヘアカラーを同時に可能にする方法はあります。

それぞれの性質を理解して工夫して組み合わせれば理想的な仕上がりにできます。

 

参考にしていただけたら幸いです。

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